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更新:2020/04/16

【22卒】中小企業が安定しないは本当?採用活動の見通し、難易度

選考の合否判定は、採用担当者が応募書類や、面接時の様子から学生さんの業務適性を推察。

採用担当者は、『この人は自社の業務に合っている』『今いるメンバーと上手くやれそう』と思った学生さんに内定を出します。

いわゆる「相性」です。

 

学生さんは、卒業後の生活を見据えて就職活動を進められるかと思います。

3年生~4年生の約1年弱を使って、入社先を選ぶのですから、簡単に辞めたり、転職したりはしたくないでしょう。

だからこそ、学生さんの多くは「大手を中心に受けよう」と考え就職活動を進められるかと思います。

 

そのような進め方は悪くはありませんが、「相性の良い企業を探す」という点では大手だけでなく中小企業も見たほうが「自分に合う企業」を見つけやすくなります。

しかしながら、そうした方が良いと分かっていても、「中小企業=安定性がない」「福利厚生が充実していない」と考え、中小企業へのエントリーをちゅうちょされる学生さんは少なくありません。

そこで本記事では、2021年卒の学生さんに向けて「中小企業の採用見通し」をまとめていきます。

 

 

中小企業の実情と、採用活動の見通し

経済産業省が公表した「中小企業白書(2019年版)」よると、国内の中小企業社数は、以下のようになっています。

 

【企業規模と割合】

  • 小規模企業 :304.8万社(84.9%)/従業員数:1044万人
  • 中規模企業 :53.0万社 (14.8%)/従業員数:2176万人
  • 大企業 :1.1万社 (0.3%)/従業員数:1459万人

 

大企業は知名度が高く、企業選びの選択肢に加えやすいと思いますが、その割合はわずか0.3%。

国内企業のほとんどが「小規模」または「中規模」に分類されます。

 

1.市場規模と採用数

学生さんの多くが中小企業へのエントリーを敬遠する理由の1つに「市場規模の小ささ」があるかと思われます。

ひとくちに「中小企業」と言っても、その中には「製造」「卸売」「サービス業」などがあり、各社は自社事業を展開。

このほか、大手企業と連携しながら利益を上げています。

 

中小企業は、大企業に比べ資本金が少ないのは事実です。

しかしだからと言って、かならず市場規模が小さいかと言えば、そうとは言い切れません。

 

中小企業の一例として「電化製品の部品メーカー」や「タイヤメーカー」があります。

就職活動で「メーカー」と言えば、冷蔵庫や電子レンジなど、大型製品を作っている会社に焦点を当てられると思います。

最初から、部品メーカーを第一志望に定め、就職活動を進められる学生さんは少ないでしょう。

 

しかし、その会社が国内8割の電化製品メーカーと、部品の取引がある場合はどうでしょうか。

国内すべてとまではいかなくとも、国内メーカーの大多数と取りひきがあれば、安定的な利益が見込めます。

安定的な納品のためには、ある程度の人数が不可欠です。

つまり、小企業だから絶対に市場規模が小さいとは言い切れません

 

2.エントリー数が集まらない理由

そのような企業があるにも関わらず、中小企業=人が集まらないと言われる理由は、「知名度」にあります。

大手企業の多くは、テレビCMやインターネット広告によるプロモーションを実施。

中小企業に比べ、会社名を見聞きする機会が多いため、学生さんの多くは「大企業=安定している」と考えるのでしょう。

 

そのため、就職活動の序盤は、応募が大手企業に集中。

ゆえに、中小企業が採用に苦戦する傾向にあります。

 

ですが、上述のとおり、中小企業=市場規模が小さいとは言い切れません。

だだからこそ、市場には「さまざまな企業を見たほうが良い」と呼びかける参考書やWEBコンテンツが数多く存在します。

 

3.就職活動の見通し

記事執筆時(2020年4月現在)、新型コロナウィルスの感染拡大が続いている影響で、企業の多くは、WEB上で説明会や面談(面接)を実施しています。

WEB形式にて、企業と学生さんの接点は保たれていますが、それでも就職情報会社アデコが実施した調査によると、人事担当者の約4割が「新卒採用への影響が出ている」と回答。

影響が出ていると回答した企業を規模別で見ると、大企業の方がその割合が高くなっていました。

 

「売り手市場」と言われていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大を機に、就活市場は少しずつ変化しつつあります。

正直なところ、説明会や面接の方法が変わったり、採用そのものが取りやめになってしまったりする可能性もないとは言い切れません。

その点を踏まえると、4月中旬以降は、大手・中小の両方を見て、持ち駒を多く作ったほうが、そのような変化に対応しやすくなります。

 

企業探し・求人票の見方

とは言え、中小企業の多くは、大企業に比べホームページがそれほど充実していません。

だからこそ、エントリーを避ける学生さんも多いかと思われます。

 

本来、このような記事では、中小企業へのエントリーを推奨すべきなのでしょう。

しかし、実際のところ情報が少ないままエントリーしても、志望動機が作れず、良い結果にならないケースがほとんどです。

そこでセミナーの際、学生さんには「まずは条件から決めると良い」とお伝えしています。

 

1.条件から決める

「条件」と言われると、生活に直結する給与額やボーナスの有無を考える学生さんが多いかと思われます。

もちろん、収入がなければ生活できませんので、それは大切なのですが、新卒の給与やボーナスの金額は、業界ごとにある程度相場が決まっています。

企業間でそれほど差がないため、最初に給与・ボーナスの金額で、企業を選んでしまうと、志望動機を企業ごとに差別化できず、選考で苦戦しがちです。

 

卒業後の生活を考えると給与も大切なのは言うまでもありませんが、選考を考えると最初に給与以外の条件を決めておくのが良いでしょう。

条件を決める際に必要となるのが「自己分析」です。

 

就職活動の参考書やWEBコンテンツで、自己分析とは「自分の経験を振り返り、興味のある業界を見つけ出す作業」と言われています。

この記事を読んでいる学生さんも、セミナーなどで見聞きした経験があるかと思われます。

たしかに、過去を振り返ると、興味のある業界を見つけやすくなるのは事実です。

ですが、それだけでは重視したい条件を絞れず、企業選びに迷ってしまうケースも少なくありません。

そのような事態に陥らないために、学生さんには「自己分析シート」の活用をおすすめしています。

 

(1)条件決めの方法

(ココをタップすると「自己分析シート」が拡大されます)

 

自己分析シートとは、自分史の結果をまとめた紙のこと。

幼少期~現在までの2つ以上ピックアップし、「なりたい自分」「やりがいに感じること」「働く環境」の3つに分けて要点を記載。

セミナーでは、その中で、もっとも重視したいポイントを「企業選びの条件」にする方法を紹介しています。

 

たとえば、なりたい自分を第一条件とする場合には「業務の成果(売上額など)を数字で評価する会社」を探していきます。

たった1つでも給与以外の条件があれば、選考で「貴社(御社)の数字に評価される環境に魅力を感じているから志望した」と言えるようになります。

「数字で評価される環境」は、いっけん抽象的な言い回しですが、自己分析をしていれば、なぜそのような環境に魅力を感じるようになったのか、を具体的に答えられるでしょう。

最初に条件を決めると、企業選びだけでなく、選考対策もしやすくなります。

 

自己分析シートの作り方・使い方については、『どれが正解?自己分析のやり方、自分史の書き方【テンプレート有り】』にまとめていますので、ご一読ください。

 

2.穴場の中小企業を探す

ご自身の中で条件が決まったら、それに合う企業を探していきますが、経営基盤が安定していない企業にはエントリーを控えたいところでしょう。

中小企業に安心して、エントリーする際には、経営が安定している企業を見つけ出す」必要があります。

その判断基準となるのが「取引先の企業規模」です。

 

(1)穴場は「社名検索」では見つからない

中小企業であっても、大手との取りひきが多い会社であれば安定した経営が見込めます。

上述のとおり、中小企業=不安定とは言い切れません。

 

通常、持ち駒を作るときには、ナビサイトで情報を調べてエントリーの可否を決める場合が多いかと思われます。

メジャーなやり方ではありますが、この方法は企業名を第一条件に探すため、安定している中小企業を見逃しがちです。

持ち駒を作りやすくするため、セミナーに来ていただいた学生さんには「大手企業の取引先から探すと良い」とお話しています。

 

たとえば、家電メーカーの営業職を志望している場合には、最初に大手メーカー2社以上のホームページを閲覧。

その後、取引先のページを閲覧します。

取引先ですので、聞いたことのない会社もあるかもしれませんが、それぞれのホームページに名前が掲載されていれば「安定企業」と言えるでしょう。

ナビサイトではなく、大手企業のホームページから掘り下げていくと、安定している中小企業を見つけやすくなります。

 

選考の難易度と対策

受けたい企業が決まったら、選考に向けた準備を進めます。

「中小企業=エントリー数が集まりにくい」とは言っても、合格ラインを下げたら自社への関心が薄い学生さんを採用してしまう可能性もゼロではありません。

そのような学生さんの多くは、のちに辞退するでしょう。

採用活動を効率よく進めるために、中小企業は合格ラインを下げません。

選考の際には、応募書類や面接を通じて「志望職種の適性がある事実」を示す必要があります。

以下、選考内容ごとに対策のポイントをまとめますので、参考にしてみてください。

 

1.書類選考

書類選考で提出が求められるのは「履歴書」と「エントリーシート(ES)」の2種類です。

書類選考を乗り切るための方法として、参考書やWEBコンテンツでは「丁寧に書く」「結論から書く」といったノウハウがまとめられています。

 

書類選考の時点で、採用担当者が学生さんの業務適性や性格を推察するための材料は応募書類しかありません。

文字で『雑な人』と判断されないよう、気をつけて欲しいのは事実ですが、それに加えて意識していただきたいのが「履歴書と、エントリーシート(ES)の書き分け」です。

 

(1)応募書類の作り方

応募書類は、基本的には自由記述ですので、何を書いても構いませんが、履歴書とエントリーシート(ES)の内容が重複していては、評価しようがありません。

主題となるエピソードを変える必要はありませんが、それぞれに別の情報があると、業務適性や志望度を判断しやすくなります。

 

しかしながら、志望職種の適性を示すエピソードは、そういくつもあるものではないでしょう。

だからこそ、書き分けに悩んでしまうのだと思います。

そのような学生さんに活用していただきたいのが「自己分析の結果」です。

 

自己分析をすると、幼少期~現在までに至る趣味・思考の変化が明らかになります。

履歴書は、エントリーシート(ES)に比べ記入欄が少ないので、志望理由と意気込みしか書けません。

履歴書には「貴社を志望いたしました」としか書かれていなくとも、同業種の企業が複数ある中から、その会社を選んだ理由があるはずです。

 

履歴書には、ご自身がその会社志望した理由、入社後にどうなりたいか。

エントリーシート(ES)には、自己分析の結果をもとに、ご自身がその会社を目指した経緯を書くと、それだけの書き分けがスムーズになります。

以下、応募書類の設問ごとに書き分けの方法をまとめていますので、参考にしてみてください。

 

 

2.面接

大企業であっても、中小企業であっても業界で採用したい人材は同じです。

それゆえ、合格ラインも変わりません。

ただし、中小企業の多くは採用活動の序盤にエントリー数が集まりにくい分、面接時に「同業種の企業が複数ある中から、自社を選んだ理由」を重視する傾向にあります。

対策の際には、質疑応答と合わせて、その点を言えるようにしてきましょう。

面接でよく聞かれる質問、各面接の評価基準については、以下にまとめていますのでご一読ください。

 

 

まとめ

本記事では、21年卒の学生さんに向けて「中小企業の採用見通し」をまとめました。

中小企業が大手と比べて資本金が少ないのは事実です。

ですが、「市場規模が小さい」「相性の合わない企業が絶対にない」とは言い切れません。

 

相性は、企業選びの条件を明確にするとみえてきます。

テレビやインターネットで、内定率についてのニュースを聞いたり、結果の出ない時期が続いたりすると、焦りを感じるかもしれません。

しかし、記事中にも書きましたが、矢継ぎ早にエントリーしても良い結果にならないケースがほとんどです。

持ち駒が減ってきたら、まずは自己分析の結果から、ご自身の条件を考えてみてください。

 

「自己分析の結果に確信がもてない」「ナビサイトをみてもピンとこない」など、気になることがありましたら、アドバイザー紹介ページよりいつでもご相談いただければと思います。

アドバイザーから学生さんへ

ココリクでは、アドバイザーがマンツーマンでESの書き方や面接のポイントをこっそり解説させて頂きます。

就活で不安なこと、わからないことがございましたら、アドバイザー紹介ページより、気になるアドバイザーを選んでご相談ください(*^^*)

「内定」目指していっしょに頑張りましょう~!*。٩(ˊᗜˋ*)و*。

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